帰って来たクマ☆
今年の始め 柄の部分からポキリと折れ
長期入院していた
クマのシューホーンが
復活して戻って来てくれました☆
嬉しいゾ〜♪ クマ〜♡(笑)
今回 修理してくれる店 探しに協力
してくれたのは私の友人カマキリさん
そもそも〝靴ベラ〟なんか買い替えたら?
と 修理を引き受けてくれる店が
なかなか見つからなかったそうです・・・
おそらく 買い替えた方が遥かに安いよ♪
という含みを持たせた言葉だとは思いますが
私にとっては宝物のシューホーン
単なる高級靴ベラ(ゴメンね☆鼻笑)とは
〝言葉〟を含め 全く違う想いがあるのです
どうやら価値観の違いの様ですね・・・
で 今回 このクマの修理を
快く引き受けて下さったのは
金物屋さんでは無く 何と宝飾店の息子さんでした
サスガは違いの解る男☆
元の雰囲気も考慮しながらシルバー製の部品で
繋いであるのですが見た目には全く判りません
折れた柄の部分の上部を削って加工し
柄の中に穴を開け
尖らせたシューホーン先端を差し込んだ後
更に表側から新しく作った シルバーパーツで挟み込んで
リングとリベットでシッカリ固定してあります
現時点で考え得る 最強の補強☆
さぁ♪ これで見た目と機能性を取り戻したクマ♡
再び ガンガン活躍してくれそうです♪(嬉)
確かに替わりの1本が余裕で購入☆出来る工賃でしたが
正直 私 それでも安い♪・・・と思いました
何故ならば
私が考えるアンティーク品の購入とは
消耗品 or 自身を誇示する為のステイタスシンボル
と云う類いのモノでは括れない・・・
〝時代のバトン・リレー☆へのエントリー料〟
・・・だと考えているからなのです
ですから私は受け継いだバトンを次の時代に手渡す為にも
購入したバトンを日頃 丁寧に扱いながらも使用し
壊れた場合には可能な限り修復する義務があります
さて それでは
皆さんと少しだけ未来を想像して見る事にしましょう♪
未来の誰か:『あれ? この旧いクマのシューホーンって・・・
柄の部分がシルバーで加工して繋いであるけど何故なんだろう?』
ほら♪ アンティーク好き特有の謎解きが始まりましたよ :)
その時
おそらく 雲の上でホントの答えを知る私は 独り笑うのです♪
どうです?
私達の居なくなった 在る時代の何処かで
この〝クマのバトン〟を受け取った未来の誰かの
そんな声が聞こえて来る様な気がしませんか?
それでは今日は この辺で失礼♬
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大川
STOMP/ストンプ
福岡・天神の靴の修理屋さん