懐かしの技
番頭ニタハラ君が真面目そうな顔して
お預かりした靴のソールを眺めています
大川:『マジメなフリしてどうしたの?』
ニタハラ君:『この模様は何でしょうかね?』
どうやら彼は珍しくマジメだったみたい♪(笑)
彼の問いに どれどれ?と靴を見てみると
ビンテージシューズの底には数本のライン
名称はスッカリ忘れてしまいましたが
コレは私が20代の頃
老職人から製靴技術を教わっていた際
習った事のある底仕上げの技法でした
熱したコテを使って この様に
ソールに模様を描いていきます
この様に仕上げる理由は2つ
1つは やはり装飾性
もう1つは残念ながら内緒☆
世の中には知らない方が
良い事だってあるのです :)
地域によって入れる模様も様々だったらしく
屋号やサイン等の文字入れも存在した様です
〝誂え靴が全盛だった時代の懐かしい技〟
・・・ですが残念ながら
リペア的には 全くニーズが無いので私
習って以降 一度も実践した事が有りません :)
忘れてしまうのも無理も無い話ですね♪
それでは今日は この辺で失礼♬
おまけ:⤵⤵⤵
〝http://stomp-alleyway.blogspot.com〟
大川
STOMP/ストンプ
福岡・天神の靴の修理屋さん