細かく、細かく
オールソールやカスタムと言うと、
作業の中でもハナガタ的な位置づけのような気がします
作業している側も「修理」と言うより作っている感覚に近いので、
かなりエキサイティングな作業です!
ですが、
実際に修理件数で圧倒的に多いのは
ハーフラバーとトップリフトの修理です。
特に女性の靴はソールが薄かったり、
ヒールの地面に接する面積が小さいピンリフトだったりと
男性の靴に比べてかなり消耗しがちですので当然、修理回数が増えます。
毎日繰り返されるハーフラバーの作業
一見すると、単純にラバーを張り付けているだけの様ですが、
STOMPでは細かいこだわりが満載です♪
まずパーツの種類も豊富ですし
以前にもご紹介したように、接着して一晩寝かせる事や、接着時のボンドの乾燥時間、種類、
ラバーの切り替え位置の設定、パーツの加工調整、ナイフでの切り込みの技術、圧着の方法、
などなど・・・
一つ一つの工程に、事細かな秘訣は尽きません。
あと、ボンディング時の靴の置き方や順番、靴の向きなんかも決まっています
それにナイフでの加工は(パーツの厚さ)コンマ数mm単位での調整になります。
派手な作業じゃなくても、誰にも気づいてもらえなかったとしても
とにかく細かく、細かく♪
作業しているぼくが言うのもなんですが
シンプルな作業ですが、実は奥が深くて難しい作業の一つなのです!
ちなみに、
ハーフラバーの作業棚の上に並んで、作業場に運ばれて来た
こちらの二足
こちらの二足は、いつもよりも特別なオーダーのハーフラバーなので、
ほかの靴達とは別のラインで作業を進めます。
時にはこのように拘りのオーダーにも柔軟にも対応します♪
ご要望のお客さんは店頭でご相談下さい☆
作業担当 橋本
STOMP/ストンプ
福岡・天神の靴修理屋さん