職人の耳
笑顔の記憶 涙した記憶
履き込まれた靴達から
聴こえてくる全ての記憶
足入れした その日から
履きジワと共に刻まれ始める
目には見えない
たくさんの記憶・思い出
主人と店で
出逢った ある日を境に
それまで店で【商品】
として扱われていた靴達は
世界に たった１つの
〝かけがえのない１足〟
・・として主人と共に歩き
成長・変化していくのです
ですから
職人である我々は日々
作業場にて慎重 且つ丁寧に
靴に刻まれた 大事な思い出の
１つ１つと真摯に向き合います
優れた
職人に欠かせない要素とは
単に目で追う手先の
技能的な器用さだけではなく
〝物事の本質に耳を傾ける〟
という目には見えない技術
なのだと個人的には思うのです
職人の〝職〟という漢字の耳偏は
もしかしたら
そういう意味なのかも知れません♪
それでは また明日♬
おまけのブログ：⤵⤵⤵
大川
STOMP／ストンプ
福岡・天神の靴の修理屋さん