ハナタレ小僧
開店前の準備時間 既に店頭は お客様で大賑わい♪
朝から晩まで 実に様々な御相談を受ける毎日です
リペアの相談からカスタマイズ 時には人生相談etc・・・
ザンネンながら貧故に お金の相談には乗れませんが（笑）
さて夕方 私が作業場から店頭へ戻って来た時に
オールソール交換の御相談を受けていたニタハラ君
お客様が立ち去った後も 受付カウンターで独り
今 お預かりしたばかりの靴をジッと見つめています
そんな様子が気になり 寄ってみると
彼が見つめていたのは 昔のGRENSONでした
経年変化による いぶし銀の貫禄☆がステキな１足
更に メンズではなく レディースの小さなサイズなので
可愛さと貫禄のギャップが 独特の佇まいを感じさせます♪
今は見ないアウトソールの刻印も印象的ですが
聞けば この靴 ２０年前に購入したのだとか
ニタハラ君：『２０年前って事はコレ ボクが９歳の
ハナタレ小僧だった時代に売られてた靴なんですよね・・・』
・・・と なにやら独り しみじみな様子
若いなりにも時代というものを はんなりと感じているのでしょう
そんな しみじみ感傷に浸るニタハラ君に ヒトミさんは言いました
ヒトミさん：『あら？ 現在でも あなたは充分にハナタレ小僧でしょ？』
一同：『アッハッハ ♪』
やはり 今日も笑顔の絶えない職場なのでした（笑）
〝４０・５０は洟垂れ小僧 ６０・７０は働き盛り
９０に成り 迎えが来たら１００まで待てと追い返せ〟（渋沢栄一）
おやおや・・・
どうやら厄年の私も未だ 〝ハナタレ小僧な一人〟の様ですね♪
それでは今日は この辺で失礼♬
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大川
STOMP／ストンプ
福岡・天神の靴の修理屋さん